陸前高田市立図書館
陸前高田市立図書館は2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、壊滅的な被害を受けました。職員7名が犠牲になり、所蔵していた8万冊の資料も流失してしまいました。しかし、ゆめプロジェクトを通じ、皆様のご支援のおかげをもちまして、2017年7月に中心市街地に新しい図書館を無事に開館することができました。開館当初は約65,000冊だった蔵書も、今では90,000冊まで増えています。陸前高田市の成長を街の中心で見つめながら、「誰もが気軽に利用でき、生涯学習の拠点として学習活動を支援するとともに、郷土の歴史を守り・伝え、東日本大震災の事実と教訓を世界に発信し、後生へ伝承する図書館」となるよう、これからも務めていきます。