公益財団法人 結核予防会
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「ケッカク?まだあるのですか?」そんな質問が出るほど結核は過去の病気と思われがちです。明治から昭和20年代までは結核を発病する方が多く、結核は「亡国病」と恐れられていましたが、国と民間団体が協力して予防や治療に取り組んだ結果、大きく減少しました。しかし、今でも1年間に1万人以上が結核を発症しています。結核は人から人にうつる感染症で、発見が遅れると、重症化や集団感染につながりかねません。世界では対策の遅れや貧困から、総人口の約4分の1が感染しています。結核予防会は国内の対策で培った技術や知識を活かし、世界から結核をなくす活動に取り組んでいます。
結核で苦しむ人のいない世界を実現する
結核という病気を正しく知ることが、一番の予防です。そのため、教育広報資材を作成し、病気への理解と予防の大切さを伝えるための活動(キャンペーンや講習)を行っています。また、研究・対策・普及啓発を担う人材の育成に力を注いでいます。
100円あればできること
ボランティアの多くは貧しく十分な教育を受けていませんが、地域の役に立ちたいという志をもっています。差別や偏見の根深いザンビアにおいて、一軒いっけん家庭訪問し、地域住民に結核・エイズ・コロナの知識、早期発見と治療の大切さを伝えることができます。
10,000円あればできること
日本では患者数が減少し、結核への関心が低下しています。毎年最新の結核の情報と病気についてわかりやすく説明したリーフレット「結核の常識」を全国支部へ配布して普及啓発により力を入れていくことができます。
100,000円あればできること
ザンビアでは1クリニックあたり15~20名のボランティアを育成しています。ドラマ・パフォーマンス研修により効果的な表現方法を学んだボランティアはチテンゲ(伝統的なアフリカ布)のユニフォームを着て、民族楽器のドラムを叩き、地域巡回をすることができます。